「運命の杖」(The Walking Stick of Destiny)は、キャロルが家庭内雑誌『牧師館の雨傘』(Rectory Umbrella)に書いた小説である。雑誌の中で各章は連載小説のようにばらばらに配置されている。また、各ページの下にはキャロルによる註が付されており、それが章をまたいで本文の内容を言及している。いわば、小説の註のパロディとして書かれている。今回、Webに掲載するにあたって、註で言及されるページは、「第○話」とした上で、該当する部分へリンクを張った。