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三つの「T」

	中庭から見たクライスト・チャーチ。クライスト・チャーチの建物を改築、鐘楼を増築することになった時、キャロルはそれに反対。パンフレットThe Vision of the Thee T'sを印刷する。「ここで三つのT」とされるのは、改築によって新たに出来る「お茶箱(Tea-chest)」「溝(Trench)」「トンネル(Tunnel)」のこと。（写真をクリックすると拡大画面）。
	「お茶箱(Teat-chest」（赤丸で囲んだあたり、実際には見えない）。鐘楼を建築する際、鐘の納まるスペースとして四角い箱状の区画が建築された（今は壁で覆われて見えない）。その形状からキャロルは「お茶箱(Teat-chest)」と揶揄した。
	「溝(Trench)」（赤丸で囲んだ部分）。この部分の右側はホールに当たる。鐘楼が建設される前は、屋根は右側からまっすぐ続いていた。鐘楼建築に際してこの部分のみ低くされてしまった。その形状からキャロルは「溝(Trench)」と称した。
	「トンネル(Tunnel)」（赤丸で囲んだ部分）。
	中庭の反対側から見た「トンネル(Tunnel)」。改築前、中庭から聖堂へ直接行くことが出来なかった。改築に際し壁に出入り口を作り、中庭から聖堂への直接の通行を可能にした。
	正面から見たところ。この形状からキャロルは「トンネル(Tunnel)」と称した。